馴染みのない青物横丁駅。東京の生活も10年を超えますが、初めて降りた駅です。なぜこんな所でうなぎ屋さんを見つけたかというと、最近、クライアントの最寄り駅にうなぎ屋さんがないかを探すようにしています。クライアントの最寄り駅は品川シーサイド。品川シーサイドで検索すると青物横丁も引っかかってくるんです。なんと徒歩10分弱の距離でした。
歩くこと3分、うなぎのいい匂いがしてきて程なくすると看板が見えてきます。
あぁ、なんかいい感じ。
入るとコの字型のカウンターのみ。鰻串もあったけど、ビールやアテの類は夕方からのようで、お昼は丼ぶりのみ。「ふつう」と「ダブル」の2種類で、「ふつう」のご飯少なめを注文しました。ご飯少なめは50円引きというのはありがたい。ちなみに多めは50円プラス。
お椀はお吸い物ではなく味噌汁。
お客に媚びない感じが素敵です。
客層は、近くのサラリーマン風の人もいるが、多くは近所のおっちゃんという感じの人たち。お昼はビール禁止のはずなのに、常連なのか当たり前のように注文するおじいちゃんと、当たり前のように出すおばちゃん。
あってないようなゆるいルールもいい感じ。
道路沿いに、ガラス張りでうなぎを焼いているところが見えるのですが、ちょっと強面の大将が焼いているので、気軽に写真は撮れませんでした。
この日のうなぎは宮崎産だそうで、身は分厚くフワフワ。東京では珍しく蒸さずに焼いている(と思います)タイプ。タレは甘めですが、私は好きです。
注文する前に焼いているので、長く待つことはなく、急いでいるときにはありがたい。品川シーサイドで仕事があるときには、また行きたいと思います。
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特上:2,300円(お漬物付)お味噌汁 200円
タレ少し甘め
宮崎県産