くら川さんの存在は知っていましたが、なかなか機会がなくお邪魔したことがなかったのですが、ひょんなことから伺うことができました。
大好きなうなぎのお店の一つである八重洲のはし本さんのFacebookに、これまた大好きな横山さんのうなぎの生産者の横山さんとのお食事会が、くら川さんであると言う…
何も考えずに参加の意思を表明すると、はし本さんの大将が、すぐにメッセンジャーに、相席になるが1席確保できると連絡をくださいました。
すぐにその日を有給にし、一切のスケジュールを入れないようにしました。
浦和駅から1分、しっかり見ていないと見過ごしてしまうシンプルなお店の佇まい。敷居の高さを感じさせます。
12時開始のお食事会、11時50分ごろにお店に着くと、横山さんとはし本さんの大将はもちろんすでにいらっしゃり、参加者も1人2人と来店しました。
カウンターと、その奥にボックス席があり、そのボックス席に横山さんと、ほかの参加者4名の方と相席をさせてもらいました。
横山さんの目の前に座れるなんて、なんと贅沢なこと。
ほかの4名の方は、お食事専門の雑誌の社長と編集長、そして世界の渡部と同じぐらい有名な食通食レポのマッキー牧元さん。そしてはし本さんの大将の奥さま。
私って、場違いなところに来たのかしら?と思ったのも一瞬で、みなさん気さくにお話くださいました。
12時を過ぎるとお料理がスタート。厨房が見えます。料理人の真剣な顔ほど素敵なものはありません。
私と横山さん以外はお酒を注文されました。くら川さんには、お料理に合わせてお酒を出してくれるスーさんという女性がおり、手際よく完璧にお酒をチョイスしています。みなさんお料理もさることながら、お酒のチョイスにも感動されてましたよ。
くら川さんのお料理の特徴は、余計な調味料を使わないところ。素人の私が一品一品説明するのは、なんともおこがましいので、お写真で味を想像してください。
初めていただきました、うなぎのお刺身。米麹と山椒オイルでの味付け。感動。
ハモです。
さきたてのうなぎと、
4日寝かしたうなぎ。
ワタリガニを、すいりゅうという日本酒につけたもの。
ハモのたまご。
イワシの梅煮。神亀という生酒と梅だけで煮たもの。ナニコレ!素晴らしい。
はし本の大将自ら持ってきてくれた串。
芸術のようなうざく。山芋とキュウリ酢。
ソースいらずの、松阪牛のコロッケ。
牛めし。
横山さんのうなぎ。
途中から無口になりました。感動で言葉が出ないのです。イワシあたりから、時間を巻き戻して最初に戻りたかった。そしてエピローグでは、横山さんのうなぎと牛めし。お腹いっぱいなのに、最後まで美味しくいただけました。
休暇をとって、23,000円のコース。最初は高いな、贅沢だなと思いましたが、最後までいただいて納得のお値段。いや、むしろ安い?とさえ思える美味しさ。
来月も必ずくら川さんに伺います。